伊勢物語「狩りの使ひ」

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本文プリントA4版PDF
学習(考査記述予想問題)及び課題PDF

■課題について
上記学習(考査記述予想問題)及び課題PDF内の課題を提出する。
提出〆切:5/1(金)16:00
提出はこの提出用フォームに記述して送信する。

■オンライン講義
(GoogleClassroomにて再配信中)


コメント

  1. 未婚だと男の人に会えないのは何故か詳しく知りたいです、知識不足ですいません。
    8行目の「来たり」は「来」の連用形+完了の「たり」ではないのですか?辞書で調べるとこの「来たり」と、やってくるなどの意味がある「来る」は違うと書いてあります、、

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    1. まず一つ目。未婚だと逢えないのではなく、この場合女が斎宮で、神に仕える神聖な立場(いわば神と結婚したようなもので、絶対不可侵)であるから、俗の男と逢うのは禁忌であるということ。
      二つ目。こういう質問は実に頼もしい。確かに「来+たり」とも考えられるが、そうすると意味的に「来てしまった」というニュアンスになる。いくつかの権威ある文献を参照してみた結果、ここは「やって来た」と訳す方が文脈に添っていると解釈し、ラ行四段動詞とした。送り仮名は、正しくは「来り」とすべきだが、この教科書の元本である「新編日本古典文学全集」(この文献も「やってきた」と解釈している)が「来たり」となっていて、教科書は原典をそのまま掲載することが原則なので、そうなったものだろう。

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  2. あまり関係がないかもしれませんが、
    男は3日目の夜?が明けたら尾張の国へ立ちなむとしていますが狩りの使いとはそういう短期の任務で出発することはもともと決まっていたんですか
    斎宮頭と仕方なく宴会をした夜が逢える最後のチャンスだったということでしょうか

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    1. 本文から読み取るとそういうことになる。聊か慌ただしい感もなくはないが、二人の逢瀬をはかなく演出するための作者による脚色かも知れない。

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  3. 狩りの使ひもう一度公開して欲しいです。
    ケータイ禁止生活してたので見てませんでした。

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    1. 他との公平性をどう保つか思案中…。

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  4. 狩りの使ひの本文の7行目にある『いと逢わじ』の部分のところについて質問があるのですが、全否定の副詞で『決して逢うまい』と訳すと動画でおっしゃっていて、自分は『いと〜打消』で部分否定の副詞だと覚えていて『あまり逢いたくない』と訳すのかなと予習で考えていたのですが、この訳でもいいのでしょうか?長くなりすみません。

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    1. 確かに説明が乱暴だったかもしれない。反省。質問してくれてありがとう。
      この部分は、「『いと逢はじ』とも思へらず」ととるか、「いと『逢はじ』とも思へらず」ととるかで、「いと」の解釈に違いが出ると思う。僕は場面と女の心情(「じ(打消意志)」)との兼ね合いから、前者をとって「決して…」と訳したが、やや意訳的だったか。辞書を引くと「いと」は打消を伴って「たいして・それほど」(文法書に書き加えておいてくれ)と記載されているので、それを基に訳すのであれば、後者で解釈して「それほど『逢うまい』とも思っていない」と訳した方がよい。細かいことだが、質問中の「~たく(ない)」という訳語は願望(打消)で使用するので、そこは「~まい」とした方がよいね。

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  5. 細かくありがとうございます🙇‍♂️

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